千葉県船橋市の港で、2人が乗っていた車が海に転落し、助手席に乗っていた男性が死亡しました。
午後1時半ごろ、船橋市浜町の港で、「車が海に転落した」と目撃者の女性から110番通報がありました。
警察によりますと、車は港を海沿いに走っていましたが、その後、右に曲がり、頭から海に転落したということです。現場には転落防止用の柵やガードレールはありませんでした。
運転していた40代から50代の女性は自力で脱出。指先にけがをするなど軽傷で、搬送先の病院で治療を受けています。
一方、助手席に乗っていた70代から80代の男性は、およそ45分後に消防のダイバーによって救出されましたが、その場で死亡が確認されました。現場の水深は、およそ7メートルです。
警察は事件と事故の両面で、当時の状況を詳しく調べています。