1レースで2つの世界記録を更新 !パリ金・インゲブリクセン「最高の気分です」【WA世界室内ツアー・ゴールド】
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2025-02-14 14:20

■WA室内ツアー ゴールド大会第7戦(日本時間14日、フランス・リエヴァン)
室内ツアーで最もポイントの高いゴールドの第7戦 Meeting Hauts-de-France Pas-de-Calais Trophée EDFが行われ、パリオリンピック™5000mの金メダリスト・J.インゲブリクセン(24、ノルウェー)が1マイル(約1600m)で3分45秒14をマークし、室内(ショートトラック)の世界記録を更新したした。
インゲブリクセンはこのレースの1500mを3分29秒63で通過、この記録も室内での世界最高タイムを叩き出し、1レースで2つの世界記録をマークした。世界連盟(WA)の公式サイトによると1954年のジョン・ランディ以来、同一レースで1マイルと1500メートルの世界記録を樹立した初の選手となったとのこと。インゲブリクセンはレース後「最高の気分です。レース中ずっと集中していなければなりません。大変ですが、やりがいはあります」と喜びを口にした。
1マイルは前週(日本時間9日、ニューヨーク)に行われたミルローズ・ゲームでY.ヌグセ(25、アメリカ)が3分47秒38で世界新を記録したばかりだった。
インゲブリクセンは東京五輪(2021年)の1500mで金メダルを獲得、オレゴン世界陸上(2022年)、ブダペスト世界陸上(2023年)は1500mで銀メダル、5000mで金メダル。昨年のパリ五輪で、1500mは4位、5000mで金メダルを手にしている。2025東京世界陸上(9月開催)では18年ぶりの2冠の期待がかかる。