【祷キララ】監督の ”おにぎりを思って泣いて” に当惑　共演・中島歩は ”実力の限界” に悔しがる

祷（いのり）キララさん、平井亜門さん、中島歩さん、岡田詩歌監督が、映画「恋脳Experiment」公開初日舞台挨拶に登壇しました。

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今作は、幼少期から思春期、大人になるまでの、一人の女性の恋愛経験を通し、「恋をしなくては。」の呪いを解き放ち、人生で直面するさまざまな“呪い”に気づき向き合う女性の物語です。

祷さんは中学時代「恋をすると可愛くなれる」と聞き、以来恋愛に邁進する主人公の美大生・山田仕草、平井さんは仕草の美大の同級生で芸術家気取りの高プライド彼氏の佐伯翔太、中島さんは社会人になった仕草を優しくフォローする金子エイジを演じています。

登場時、劇中でも披露しているコンテンポラリーダンスをしながら登場した平井さんでしたが静まる会場に挨拶で“のっけっから、このお三方に「コンテンポラリーダンスで登場しろ」というパワハラを受けまして、で、大して受けず傷心から始まります平井亜門です”と自己紹介して客席を笑わせました。

祷さんは初日を迎え“やっと公開初日を迎えられたので、とにかくこの映画を広めていきたいという気持ちでいっぱいです“」と満面の笑みを浮かべました。続けて”仕草という役はいろんな変化を経ていくキャラクターだったので衣装やヘアメイクからヒントをもらいながら、美大の卒業展に初めて行ったりとか、亜門君とコンテンポラリーダンスの練習もたくさんしました“と役作りを振り返りました。

すると中島さんは“その成果が出ましたよね”と、平井さんの登場シーンをポツリといじり、平井さんはすかさず“いやいや、こんなもんじゃないっすよ！”と返していました。また役作りについて平井さんは“みじめな学生時代をどれだけ腹立たしく情けない男に見えるようにするか考えを巡らせながら撮影していたのを覚えています”と語りました。

中島さんは“山登りのシーンが面白かったですね。天気も良かったし”と朴訥な語り口で会場を和ませると、祷さんが“そういえば、監督から「おにぎりの事を思って泣いてください」って言われてたのが印象深い”と明かしました。

中島さんは“あー、ぜんぜん泣けなかった（笑）おにぎりでは泣けなかった…。僕の実力の限界を感じました”と苦笑いすると、祷さんは“それを見て、すごい安心しました。「良かったおにぎりで泣けないんだ！」って思いました”と、思わず笑顔。一方中島さんは、“中島も人なんだみたいな…んー、そうですね、悔しかったです”と真剣に悔しがりました、すると監督からは“実は、中島さんみたいな人が、この役にしたくて、一番最初にキャストを決めていたんです”と告白。中島さんは、“えっ、祷さんよりも先に？光栄です！”と笑顔を見せました。

イベント終盤に中島さんが、“平井が号泣するシーンがあるとスタッフに聞いて、「平井は泣いたのに俺は泣けなかったな」みたいな。俳優としての実力も何も、平井にはかなわないんだなと思いました”と撮影の思い出を冗談めかして振り返ると、それを聞いた平井さんは、“やめてください!　何を言っているんですか”と慌てていました。

【担当：芸能情報ステーション】