春高バレー優勝の秋本美空「この11人でバレーができて良かった。感謝しています」6年間過ごした共栄学園を卒業

今年1月、全日本バレーボール高等学校選手権大会で19大会ぶりに日本一へ導いた共栄学園高校（東京・葛飾区）のキャプテン、秋本美空（18）が4日、卒業式を迎えた。

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式典後、バレー部として集まる最後のミーティングが体育館で行われた。中村文哉監督は、「共栄学園の歴史を作ってくれた。俺も絶対に忘れない、本当に感謝しかない」と涙を拭いながらも、「立派な大人になってください」 と卒業生の門出を祝った。

監督から一人ひとりに花束を渡す際には、秋本に「お前は日本を引っ張れ、マジで頑張れ」と言葉を贈った。これに秋本は笑顔で返事をした。

4月からはプロの道へ。SVリーグ『ヴィクトリーナ姫路』に入団する秋本が将来を見据え「早く試合に出て、チームに貢献できるような選手になりたい。これから日本代表を背負って頑張っていきたい」と目標を口にした。

中学1年生から6年間、共栄学園でバレーボールに打ち込んだ。新たな新天地での活躍が期待される秋本が、高校生活の幕を下ろした。