大谷翔平、投手復帰時期について ロバーツ監督「近いうちに話し合いたい」開幕第2戦の先発「公式には発表出来ない」

ドジャース・大谷翔平(30)はこの日のオープン戦(vsマリナーズ)には出場せず。気温も上がらなかったことから、ラボでのケージ打撃、屋内でのトレーニングなどで汗を流し球団施設をあとにした。
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山本由伸(26)、佐々木朗希(23)の両投手も軽めの調整で練習を終えた。あいにくの天候だったが、リハビリ中のベテランC.カーショウ(36)が今キャンプ初のブルペンに入り、B.スネル(32)とサイ・ヤング賞左腕が並んで投球練習を行った。
練習前に取材に応じたD.ロバーツ監督(52)は、開幕シリーズ(東京)の第2戦の先発については「まだ決まっていません。まだ公式には発表出来ません。MLBに怒られたくないので、待つ必要があります」とし、「火曜日(出発前最後のOP戦)の試合後まで待つ必要がある?」の問いに「おそらく」と多くを語らなかった。
大谷は2月26日以降、ブルペン投球を行っておらず、前日取材で打撃との兼ね合いも含めて「少しの休息を与えるため」と理由を説明していた指揮官。この日も大谷の投手復帰に向けて「昨日の監督の発言で確認をさせてください。大谷選手は腕に問題を抱えているのですか?」と聞かれると「問題はないです。昨日、トレーナーと話し、キャッチボールの時の球速も予定通りの球速が出ています」と答えた。
「私、コーチ、大谷選手のチームと近いうちに話し合いたい」とし、東京に移動する前でのブルペン入りには「おそらく入らないと思います」と説明。「キャッチボールは行いますが、次のブルペンでの投球練習がいつになるかはまだ分かりません。(大谷選手には)腕を動かし続けてもらいながら強度を抑えてもらう。どこかでまた強度を上げますが、それがいつになるかは」と慎重な姿勢は変わらないという。
大谷は前日、レンジャーズとのオープン戦では“1番・DH”で出場し、第1打席に二塁打を放つなど4打数2安打。今季4度目のOP戦で最多の4打席に立ち、初のマルチ安打をマーク。4戦連続安打で打者としては好調をキープしている。