五輪2大会連続代表の青木涼真が4位、優勝は新家裕太郎「半年間ずっと調整してきた」【金栗記念陸上・男子3000m障害】
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2025-04-12 16:06

■第33回金栗記念選抜陸上中長距離大会2025(12日、熊本・えがお健康スタジアム)
男子3000m障害では世界陸上3大会連続出場を目指す青木涼真(27、Honda)が出場し、前半トップを走る力走も8分29秒35で4位に終わった。参加標準記録(8分15秒00)には14秒及ばず。優勝は新家裕太郎(24、愛三工業)が8分26秒69で頂点に立った。
スタート直後、青木は集団の先頭に位置しハイペースで障害を越えていった。トップを死守していた青木だが残り4周をきった時点で後退。青木の後方につけていた新家がトップに躍り出ると2位以降と差を広げ、そのままレースを制した。2位は佐々木哲(早稲田大1年)、3位は砂田晟弥(23、SUBARU)、青木は4位となった。
また女子では齋藤みう(22、パナソニック)が日本歴代5位の9分39秒46をマークし優勝を飾った。
レース後、新家は「このレースに向けて半年間ずっと調整してきたので思うような走りができて嬉しい」とコメント。続けて「タイムはあまりついてこなかったが青木さんが最初引っ張ってくださってスローペースにならずレースが進んだ」と振り返った。
同種目では日本記録保持者(8分09秒91)の三浦龍司(23、SUBARU)がパリ五輪で8分11秒72の8位入賞で東京2025世界陸上の参加標準記録(8分15秒00)を突破している。
※写真は青木涼真選手(左)新家裕太郎選手(右)