今度は成都で“中国の民主化求める垂れ幕” 「X」に投稿される　台湾メディアも報道

中国・四川省の歩道橋に民主化を求める垂れ幕が吊るされた様子が「X」に投稿され、台湾メディアもこの投稿について報じました。

「X」で中国の社会問題などについて投稿しているアカウントはきのう、四川省・成都市とみられる場所に3枚の垂れ幕が吊るされた写真を投稿しました。

垂れ幕は歩道橋に吊るされ、「政治体制を改革しなければ民族の復興はない」「人民は権力が制約されない政党を必要としない」「中国は誰も方向性を示す必要はない、民主主義こそが目標だ」などと書かれていて、中国共産党による政治体制を批判したものとみられます。

写真を投稿したアカウントは「垂れ幕を吊るした人物から拡散してほしいと依頼があった」と説明しています。

垂れ幕を吊るした人物は「まもなく捕まるだろう」とも伝えてきたといい、現在、連絡が取れないということです。

この投稿の内容については、台湾の大手メディア「中央通信社」も取り上げていて、2022年に北京で、去年は湖南省・新化県で習近平国家主席を批判したスローガンが掲げられたとしています。