犬の『シニア期』何歳から?愛犬が老犬になったときに飼い主がすべき配慮まで

2025-05-10 20:20

犬も人間と同じように、歳を重ねると体のさまざまな機能が衰えていきます。たとえば運動能力や体力が低下したり、さまざまな病気にかかりやすくなったりします。では私たち飼い主は愛犬の老化とどのように向き合いサポートしたら良いのでしょうか。今回は、年老いた愛犬が快適に暮らすためにすべき配慮を紹介します。

犬のシニア期は7歳から

草の上に伏せる老犬

一般的に犬は7歳ごろから「シニア期」とされています。ただし、これはあくまで目安。体の大きさによっても前後します。

たとえば小型犬と中型犬にとって7歳はシニア期の入り口ですが、見た目も体力的にもまだまだ元気です。人間にすると中年といったところでしょう。小型犬や中型犬ではっきりと老化を感じるようになるのは、11歳以上の高齢期と呼ばれる時期に入ってからのことが多いです。

一方で、大型犬にとって7歳は、おじいちゃん、おばちゃんと言える年齢です。大型犬は小型犬や中型犬よりも老化が早く訪れると言われており、だいたい5歳ごろからシニア期に突入すると考えてよいでしょう。

シニア期に入ると、動きが鈍くなったり、寝ている時間が増えたり、頑固な性格になったりする傾向があります。さらに見た目にも被毛のパサつきや白髪が目立つようになりますし、さまざまな病気のリスクも高くなります。

シニア期の犬への配慮

ソファーでくつろぐ老犬と高齢女性

犬がシニア期に入ると、今までと同じ生活では体に負担がかかることが多くなります。体力や運動能力の低下、感覚の衰えなど加齢に伴う変化が見られるようになり、日々の生活にも注意が必要になるでしょう。

ここではシニア期の犬が健康かつ快適に暮らすために考慮すべきことを紹介します。

年齢にあった食事

シニア期の犬の健康を維持するには、年齢に応じた栄養バランスの食事を与える必要があります。愛犬が7歳ごろになったら、シニア用のドッグフードに切り替えましょう。

シニア期の犬は、加齢とともに基礎代謝が落ちるため、カロリーや脂肪を控えめにして太らないように注意する必要があります。その一方で、筋肉や免疫力を保つために、タンパク質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することが大切です。

また市販のシニア用のドッグフードには、消化しやすい成分や関節に配慮した成分が含まれているものも多く、犬の老化を食事面からサポートしてくれます。

生活環境を整える

年を重ねた犬は、運動能力や体の機能にも変化が見られるようになります。愛犬の老化にあわせて、生活環境を整えていきましょう。

たとえば足腰が弱くなり段差の上り下りが難しくなることがあります。家庭内の段差にはスロープやステップを設置し、フローリングには滑り止めマットを敷くなどの対策が有効です。寝床もクッション性のあるものにして、関節や骨への負担を軽減してあげるのも良いでしょう。

また目や耳が衰えることで周囲の変化に敏感になる犬もいるため、家具の配置を頻繁に変えず、安心して過ごせる環境を整えることも重要です。

足腰が衰えると、食事の際に頭を下げた姿勢を維持するのも大変になりますので、背の高い食器を用意する、食器台を利用するなどして食べやすい高さに調整してあげてください。

適度な散歩と刺激

シニア期にはいると運動能力や体力が衰えて若いころのように機敏に動いたり、走り回ったりするのが難しくなり、長時間の散歩も負担になってきます。とはいえ運動が不要というわけではありません。老犬にとって身体を動かすこと、外に出ることは健康維持には欠かせません。

運動によって筋肉の衰えを防ぎ、血行を良くする効果も期待できます。また適度な刺激は、認知症予防にも効果的だと言われています。

歩くのが難しくなってきたら、歩行をサポートするアイテムの使用やカートでの散歩もおすすめです。

ただし無理強いをしたり、体に負担をかけたりしないように注意してください。あくまでも愛犬のペースにあわせるようにしましょう。

定期的な健康診断と健康管理

シニア犬になると病気のリスクが高まるため、これまで以上に健康管理が重要になります。これまで年1回だった健康診断を半年に1回に増やし、獣医師と相談して検査項目を増やすのもおすすめです。

日々の健康チェックとして、食欲、排泄、皮膚や被毛の状態、体重の変化などを観察し、気になる変化があればすぐに動物病院で相談してください。

また高齢犬に多い歯周病にも注意が必要です。歯磨きをおこない口腔内を清潔に保つように努めましょう。

まとめ

佇む老犬

犬のシニア期はおおよそ7歳からはじまりますが、老化には個体差もあります。年齢だけにとらわれず、日頃から愛犬の様子をよく観察し、適切なケアをおこなうことが大切です。年齢にあった食事や住環境の工夫、適度な運動や刺激を心がけるようにしましょう。

また年齢とともに、さまざまな病気のリスクが高まります。病気の早期発見・早期治療のためにも、半年に1回は健康診断を受けることをお勧めします。

愛犬の快適で健康な老後のためにも、年齢にあわせた適切な対策をおこなえるように準備しておきましょう。

関連記事

犬を抱きしめるのはNG!飼い主にやめてほしい5つのこと
歩いている犬の前に『突然落ちてきた物』→意外すぎる反応が可愛いと78万再生「笑顔になってるの和む」「すごいタイミングw」と爆笑
お父さんをお出迎えしたい犬→なぜかソワソワ葛藤し始め…挙動不審になった『愛おしい理由』が話題に「よく頑張った」「可愛すぎて笑う」
ペットホテルに預けた柴犬をお迎えに→窓越しに気が付いて…あまりにも尊い『発見した瞬間の行動』が23万再生「国宝級の可愛さ」「愛しかない」
犬が飼い主から「愛されてる」と感じる5つのこと

  1. 大型犬が『初めてママとふたりっきりでお留守番をした』結果→『独り占めで喜ぶかな』と思いきや…予想外な光景に反響「みんな一緒がいいんだね」
  2. 「Tokyo Pride 2026」パレードで約1万5000人が行進 同性婚訴訟の原告らも参加 「街の仲間だと知ってほしい」年内にも最高裁判断へ
  3. 車に乗ってパパを迎えにきた犬→通りすぎる人を毎回『パパかどうか』確認して…尊すぎる『見つけた瞬間の光景』が20万再生「癒された」と絶賛
  4. 休日の朝、いつもより遅くまで寝た結果→先に起きた犬が『階段の前』で待ち続けて…あまりにも健気な光景が13万再生「泣ける」「愛おしすぎ」
  5. よちよち歩きの赤ちゃんが『お風呂でイタズラ』するので、叱ろうとした結果→大型犬が…まさかの光景が70万再生「優しすぎ」「許しちゃうね」
  6. 100人に聞いた「夏のチャージめし」暑いときに食べたいのは冷たい麺か?それとも焼き肉か【それスタ】
  7. 【難易度MAX】この写真のどこかにヒョウがいます!あなたは見つけることができますか?
  8. 一時的に犬をケージに入れた結果→ふと横を見てみると…出してほしくてみせた『まさかの表情』が16万再生「ずるすぎるww」「作戦成功」
  9. 今まで障子を破っていた猫→『プラスチック製』に変わった結果…『可愛すぎる反応』に15万いいね「わかってやってるなw」「不満そうw」
  10. 畑なのに“耕さない”? 地球に優しい「不耕起栽培」実践の農園を取材 二酸化炭素を土の中に留める効果 収穫された大豆でアイス製造も【SUNトピ】
  1. 快挙!七種競技で日本女子初の6000点越え 田中友梨が日本記録&アジア大会派遣設定記録クリアで連覇【日本選手権混成】
  2. 「ハンバーグvsしょうが焼き」あなたはどっち?和だし香る絶品ハンバーグ&老舗洋食店の極厚ポークのしょうが焼きなどが登場!【それスタ】
  3. 【 望月理恵 】 爽やかショットに ファン反響 「美脚度がヤバすぎる」「綺麗かわいい❤」「モッチーかと思ったら天使だった」
  4. 卵1パック107円、豚こま100g92円の激安セールを調査!さらにリピーター続出の“199円弁当”!この時代にどうやって?「激安の裏側」【それスタ】
  5. 【 中川安奈 】 流暢な英語を披露 「英語を話しているとき、声が低くなるんです」「自信のある強い女性みたいな気持ちになるんです」
  6. サッカー・イラン代表のアメリカ国内の滞在「試合当日のみ」に制限 アメリカ側から通告 11日にW杯開幕
  7. 100人に聞いた「夏のチャージめし」暑いときに食べたいのは冷たい麺か?それとも焼き肉か【それスタ】
  8. 使える金は「実質増えている」日銀・黒田東彦前総裁が語る日本経済の今 円安進行の背景に“高市総理の発言”指摘 消費税減税には疑問【サンデーモーニング・風をよむ】
  9. 商店街を走り抜けるクマ…宇都宮市中心部で目撃情報相次ぐ「疑ったよ、自分の目を」 部活動の練習試合は全て中止に 現在もクマの行方分からず
  10. 夜の階段を駆け上がるのは…クマ? 宇都宮市の中心部で相次ぐ目撃情報 6日は住宅街で体長1mほどのクマも 警察や猟友会など警戒続ける
  11. 【7日(日)の天気】東海と関東甲信で梅雨入り発表 九州~関東にかけ太平洋側で大雨おそれ 土砂災害や河川の氾濫などに警戒を
  12. 「屋久島を食い物にするような観光にはしたくない」直面する新たな課題 樹齢2000年超の「縄文杉」確認から60年 屋久杉の幹の空洞化や風雪で折れるケース相次ぐ