【 橋幸夫 】　アルツハイマー型認知症を公表後　初のステージで歌唱披露　伸びやかな美声に石田社長も感激

前日、20日にアルツハイマー型認知症であることを公表した歌手の橋幸夫さんが21日、神奈川・小田原三の丸ホールで「夢グループ20周年コンサート」に出演し、「潮来笠」など4曲を披露しました。
オープニングでは、「いつでも夢を」を夢グループ所属歌手と共に元気に披露しました。

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コンサート終盤、改めて自身の出番となり、後輩グループ「ｙＨ２」から呼び込まれると橋さんは、ゆっくりとした足取りで客席に手を振りながら登場し“こんにちは。私の名前を知ってます？橋幸夫です”と、片足を上げながらお茶目にあいさつし、会場を和ませ多くの拍手で迎えられました。

「潮来笠」を１コーラス歌うと、再度“私の名前を知ってます？橋幸子です”と、再びギャグを披露し”懐かしすぎて、うれしいです”と笑顔を見せていました。

ＭＣで登場した石田社長から“あさって僕と何をするか覚えていますか？”と尋ねられた橋幸夫さんは“飲みにいくんだっけ？”と返答。
すると、石田社長から“飲みに行く前に、はっけよーいが…”と振られ、橋幸夫さんは“そうそう私、年に何回か国技館に呼ばれて、『今回は橋さん以外も』と（先方から）呼ばれて、（今回は）社長とも行くんでしたね”と語り、軽妙なトークも繰り広げていました。

つづけて「霧氷」を披露すると、石田社長は“感動して言葉が出ない。きょうは驚きました。これが橋幸夫さんの持っている力なんでしょうね”と語ると、橋さんは“どんな力？”と飄々と答えました。
すると、石田社長は“いざとなると（橋幸夫さんは、すごい力が出る）、普通はヨレヨレになりますよ”と語り、心底感動した様子を見せていました。

ラストに韓国出身のZEROさんとのデュエット新曲「絆」を披露し、この日は歌詞を間違えることもなく完璧に歌いあげました。

歌い終えた橋さんは“じゃあちょっと、トイレに行ってきます”と、ユーモアを交えZEROさんと仲良く降壇していきました。

【担当：芸能情報ステーション】