独自の競馬予想システムを使って多額の利益…サッカーJ3の運営会社前会長らが計2億6200万を脱税か 東京国税局査察部 払戻金20億円を超えた月も
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-06-11 11:40
独自の競馬予想システムを使って多額の利益を得ていた男2人が、所得税あわせておよそ2億6200万円を脱税したとして、東京国税局から刑事告発されました。
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所得税法違反の疑いで刑事告発されたのは、サッカーJ3「アスルクラロ沼津」運営会社の谷強前会長(57)と、東京・新宿区の会社役員・徳中棟梁氏(71)です。
関係者によりますと、2人は日本中央競馬会などが開催するレースで、独自のシステムでレースに勝つ馬を予想して馬券を購入し、多い月には払戻金が20億円を超えるなど多額の利益を得ていました。
2021年までの2年間に、谷氏はおよそ3億1000万円の利益を隠して所得税およそ1億3600万円を、徳中氏はおよそ3億200万円の利益を確定申告せず、所得税およそ1億2600万円をそれぞれ脱税した疑いがもたれています。
2人はJNNの取材に「納税を済ませた」としています。