バレー男子日本代表、初戦の中国戦へ　主将代理の富田将馬「何事もスタートが大事」甲斐優斗「欲しい1点を取りきる」

■男子バレーボールネーションズリーグ第1週 前日練習（10日、中国・西安曲江競技センター）

【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手＆『ネーションズリーグ』日程

世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグが11日開幕する。男子日本代表（世界ランク6位）は初戦で中国（同24位）と対戦。前日練習では中国ラウンドで主将を務める富田将馬（27）、大学生でメンバー入りを果たした甲斐優斗（21）が意気込みを語った。

7日まで都内で合宿を行った日本代表は翌日8日に第1週の会場となる中国へ出発。前回大会は男女そろって銀メダルを獲得し、男子は23年に銅メダル、3大会連続の表彰台に期待がかかる。

代表合流が遅れている石川祐希（29）に代わって主将代理を務める富田は中国の印象を“怖いチーム”と話し「日本の武器であるディフェンスであったり、引き出しの多いプレーだったりで勝てると思う」と勝利へ自信を覗かせた。

プレーのポイントについては「自分たちのサーブで攻めていくことが大事。2段トスだったりブロックとレシーブの関係を作れれば戦えると思うのでそこが大事になってくる」と話した富田。続けて「初戦ということで何事もスタートが大事。しっかり準備して戦っていきたい」と意欲を見せた。

大学生の甲斐は中国について「ブロックの良いチームなので、チームとしてもブロックフォローだったり、細かいところをしっかりとやって自分たちのペースで試合を運べたら」と警戒。自身のポイントを「欲しい1点を取りきるっていうのが自分の役割」と話す甲斐は「中国ホームにはなりますけど、自分たちのバレーをして初戦を勝利で収めたい」と前向きな姿勢を見せた。

【ネーションズリーグ　スケジュール】※日本時間
■予選ラウンド第1週：中国
6月11日（水）vs　中国
6月12日（木）vs　ポーランド
6月13日（金）vs　セルビア
6月15日（日）vs　オランダ

■予選ラウンド第2週：ブルガリア
6月26日（木）vs　ブルガリア
6月26日（木）vs　フランス
6月27日（金）vs　ウクライナ
6月29日（土）vs　スロベニア

■予選ラウンド第3週：日本・千葉
7月16日（水）vs　ドイツ
7月17日（木）vs　アルゼンチン
7月18日（金）vs　ブラジル
7月20日（日）vs　アメリカ

■ファイナルラウンド
7月30日〜8月3日

※写真は左から富田選手、甲斐選手