【 WEST.・濵田崇裕 】　7年ぶりの ‟ 市場三郎シリーズ ” は　「目の前で起こることをとにかく笑って」　アカペラは血反吐を吐くような

WEST.の濵田崇裕さんが主演を務める『歌喜劇／～蘇る市場三郎 冥土の恋～』の公開ゲネプロが30日(月)行われました。ゲネプロの後には、濵田さんとともに朝月希和さん、笠松はるさんらが取材会に登場し、公演への意気込みを語りました。

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本作は、2016年、2018年に脚本の福田転球さん、演出の河原雅彦さん、主演の濵田さんの3人による大好評を博した「市場三郎」シリーズの7年ぶりの再々演。恋に破れ続ける濵田さん演じる「市場三郎」とともに個性豊かな登場人物が、アカペラの歌唱に心情や情景をのせて物語を紡ぐ、人情味溢れるエンターテインメントになっています。

初日を前に濵田さんは‟稽古で沢山笑いながら、みんなで作り上げてきた舞台が怪我無く千秋楽まで楽しみながらできたら”と笑顔。

7年ぶりの「市場三郎」シリーズの公演に濵田さんは‟コロナ禍の時に、共演者の皆さんと「三郎やろうよ」ってなっていたけどできなくて。（コロナ禍が）明けて、元に戻った演劇を届けられるのが嬉しい。”と喜びつつも‟（再演から）7年経ったら、7年歳をとるということで、7年分（年を取った変化が）しっかりありますね”と体力の違いに苦笑い。

続けて、濵田さんは‟（7年経って）初めて作品を観るお客様が多いと思うんです。そういう意味で、「慰安旅行に出かけてそこで起こるドタバタ劇」ということで分かりやすいと思うんですよ　今回は「冥土の恋」なので見るお客様がどういう作品なのか予想してくると思う。僕も台本を見てびっくりしました。（三郎シリーズが）最後なのかな？違う意味で冥土でした。（今後の展開も）みんなが生きている限りなんでもできると思います”とすでに次回作への意欲がある様子でした。

「歌喜劇」シリーズの魅力の一つが、出演者が歌うアカペラ。今作では、有名ミュージカルから1980年代の名曲まで替え歌を交えながら披露されています。「血反吐を吐くような練習をした」と語る濵田さんは‟音を外すと思うと気を抜けない”と話しつつ‟第三弾なので、余裕が出てきている部分もある。実は着替えながら歌ったりしているシーンもあって裏でもすごい。”とアピール。

今回初参加となった朝月さんは‟アカペラでこんなに歌うのは初めて”と語ると、濵田さんは‟着替えていたら、隣で朝月さんが「わおーん」っていきなりやっていて、犬まで上手いなって思った”と暴露。浅月さんは‟普段発さないような声を発している。”と語ってくれました。

最後に濵田さんは‟7年経って帰ってきた舞台で心の中に残るものを大切にしてもらって、目の前で起こることをとにかく笑ってもらえたら”と呼びかけました。

【担当：芸能情報ステーション】