「痛いと思って見たらクマ」栃木・那須塩原でクマ被害相次ぐ　男性(85)が襲われ軽傷　3キロ離れた山林では77歳男性がかまれケガ

きょう（6日）午前、栃木県那須塩原市で高齢男性がクマに襲われ、けがをするケースが相次ぎました。

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きょう午前6時前、那須塩原市上塩原で、「尻をクマに噛まれた人がいる」と猟友会関係者から110番通報がありました。

警察によりますと、85歳の男性が庭の手入れをしていたところ、後ろから体長およそ1メートルのクマに噛まれたということです。

被害男性
「なんの前触れもなく、ばくっとお尻を噛まれて、痛いと思って見たらクマ。これは人を襲うクマだということで、猟友会の方にすぐに電話して」

男性が大声をあげたところ、クマはその場から逃げたということです。男性は軽傷です。

市内では、午前10時半ごろにも山林を散策していた男性（77）が2頭のクマと鉢合わせし、うち1頭に噛まれて手、足、頭にけがをしました。

男性は病院に搬送されましたが、意識はあるということです。

2つの現場は3キロほど離れているということで、警察がパトカーで周辺の地域を見回るなどして警戒しています。