女子100mH パリ五輪代表の田中佑美が制し初優勝!着順も二転三転、激戦の決勝を制す「絶対に怯まない強い気持ちで」【陸上・日本選手権】

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2025-07-06 19:13
女子100mH パリ五輪代表の田中佑美が制し初優勝!着順も二転三転、激戦の決勝を制す「絶対に怯まない強い気持ちで」【陸上・日本選手権】

■陸上・日本選手権最終日 女子100mハードル決勝(6日、東京・国立競技場)

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大会最終日を締めくくる女子100mハードル決勝が行われ、パリオリンピック™代表の田中佑美(26、富士通)が12秒86(‐0.4m)で制し、大会初優勝を成し遂げた。

12秒台が続出した予選、準決勝を勝ち上がった精鋭8人。ハイレベルな戦いが予想された決勝は大接戦となり、田中と中島ひとみ(29、長谷川体育施設)がほぼ同着でフィニッシュし、日本記録保持者の福部真子(29、日本建設工業)が3着に入ったように見えた。

電光掲示板に表示されたのは1着田中、2着中島だったが、すぐに消えて2回目の表示では1着に中島、2着に田中、3着には寺田明日香(35、ジャパンクリエイト)と表示された。しかし、また消えて、最終的な順位は、1着、田中、2着、中島、3着、福部となり、これが正式な着順となった。

その間、8人の選手たちは、円になって座り笑顔で電光掲示板を見上げていた。正式な着順が確定すると、優勝した田中は立ち上がって一礼、他の選手は拍手で称えた。最後は全員で手を繋ぎ観客席に向かっても一礼した。

大激戦を制し日本選手権初優勝を果たした田中は「ホントに緊張したというか、今までとは違った種類の日本選手権だったとは思うんですが、自分に集中しきることができたのが、今回金メダルを頂けた一番の理由かなと思ってます」と心境を吐露。参加標準突破はならなかったが、世界陸上代表へは大きな一歩となったはず。「自分はまだまだチャレンジャーで、自国開催ということで応援して頂いて、プレッシャーも大きくなると思うんですけど、一切背負わず」と笑顔を見せ、「スタートラインに立ったら、ぶちかましてやるぞという気持ちを忘れないように、絶対に怯まない強い気持ちでレースに挑めればいい」と、意気込んだ。

前日の予選で、日本記録保持者の福部真子(29、日本建設工業)が12秒84(+0.6m)、パリオリンピック™代表の田中佑美(26、富士通)は12秒95(+0.1m)、ベテラン・寺田明日香(35、ジャパンクリエイト)は12秒94(+0.3m)、さらに中島ひとみ(29、長谷川体育施設)は日本歴代2位タイとなる12秒81(⁻0.2m)をマークし、準決勝へ進んだ。

準決勝の1組には福部と寺田が出場し、福部が参加標準記録にあと0秒02に迫る12秒75(0.0m)をマークし、組1着でフィニッシュ。寺田は13秒10の2着で、ともに決勝進出。2組では田中が12秒80(-0.1m)で1着、中島が12秒84の2着で決勝へ進んだ。

【女子100mハードル結果】

1着 田中佑美 12秒86
2着 中島ひとみ 12秒86
3着 福部真子 12秒93
4着 本田怜 13秒07
5着 島野真生 13秒08
6着 寺田明日香 13秒09
7着 清山ちさと 13秒10
8着 大松由季 13秒46

*写真は左から、福部選手、田中選手、中島選手

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