オンデマンド型水上交通の実現を目指す 株式会社エイトノット、広島商船高等専門学校と小型船舶向け自律航行技術開発の共同研究を開始

株式会社エイトノット
2021年6月24日 (木) 17:45

株式会社エイトノット(所在地:大阪府堺市、代表取締役:木村裕人、以下当社)と広島商船高等専門学校(本部:広島県豊田郡大崎上島町、校長:河口信義、以下、広島商船高専)は離島地域における水上交通の課題を解決するため、自律航行技術の包括的な共同研究を2021年6月23日より開始いたしました。広島県の完全離島である大崎上島町において、共同実証実験を行い瀬戸内海を中心とした離島地域への社会実装を目指します。



■共同研究の背景
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当社は自律航行技術を用いたオンデマンド型水上交通の実現を目指しており、第一歩として水上交通が生活の一部となっている離島地域への社会実装を目指してます。その中で、広島県の完全離島(本土と陸路が繋がっていない離島)大崎上島において、地元の広島商船高等専門学校と共同研究プロジェクトを発足しました。広島商船高専は商船学科・電子制御工学科・流通情報工学科の3学科、さらに専攻科に海事システム工学専攻・産業システム工学専攻の2専攻を有する高等教育機関として、実践的技術者の育成を行っています。また、同島周辺海域における豊富な知識・知見を持つことから、当社の自律航行技術と組み合わせることで社会実装に向けた大きなシナジーを生み出すことが期待できます。

■共同研究の概要
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自律航行技術の共同研究(特定海域での自律航行試験、海域調査等)
自律航行技術を活用した水上交通ビジネスモデル策定のための調査等

本共同研究は、広島県の共創プロジェクト「ひろしまサンドボックス」のアクセラレーションプログラム「D-EGGS PROJECT」に当社が採択されたことがきっかけで実現しました。共同研究成果の一部は、今秋に予定されているD-EGGS PROJECTデモデイにて発表する予定です。

<共同研究に関するnote も投稿しています>
https://note.com/8kt/n/nbbc4829c62b5

■広島商船高等専門学校の紹介
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広島商船高等専門学校は明治31年(1898年)5月10日、当時広島県豊田郡にあった13町村による組合立芸陽海員学校として開校し、その後幾多の学校名と教育体制の変遷を経て、昭和26年に文部省所管の国立広島商船高等学校となり、昭和42年には国立広島商船高等専門学校に昇格しました。現在、本校は本科に商船学科・電子制御工学科・流通情報工学科の3学科、さらに専攻科に海事システム工学専攻・産業システム工学専攻の2専攻を有する高等教育機関として多くの卒業生を社会に送りだすために、実験・実習・実技の体験学習を重視したきめ細かい教育体制によって豊かな人間力および高い知識・技術力を併せ持つ実践的技術者の育成を行っています。

ウェブサイト:https://www.hiroshima-cmt.ac.jp/

■株式会社エイトノットの取り組みと展望
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陸の自動運転や空のドローンなど、モビリティの自律化・自動化技術の興隆が著しい昨今、その潮流は船舶をはじめとする水上モビリティにも及んでいます。自律化が進むことで、モビリティの安全性、利便性、経済合理性を向上を図ることができ、四方を海に囲まれた日本において、旅客・物流の既存産業へ新たな移動・輸送手段となることが期待されます。観光・レジャーにおいてはより手軽な水上体験を提供できるなど、新たな産業の創出にもつながると考えています。当社は、ロボティクスやAIなど先端技術を活用し「水上モビリティのロボット化」をコンセプトに、環境に配慮したEVロボティックボートによる水上オンデマンド交通の実現を目指して参ります。

2023年に、水上移動・輸送が生活インフラとなっている離島地域での一部サービス開始を目指しています。それに伴い、広島県の離島において、2021年秋に自律航行EV船の実証実験を行います。実証実験を通じて、島民の方々のニーズの深堀りと社会実装に向けた環境調査を行い、将来的には離島広域をカバーするサービスとなるよう開発を進めて参ります。

■エイトノット概要
会社名:株式会社エイトノット
英表記:Eight Knot Inc.
設立:2021年3月8日
役員:代表取締役CEO 木村裕人、取締役CTO 横山智彰
所在地:大阪市堺市堺区北波止町10
事業内容:EVロボティックボートの開発、オンデマンド型水上交通システムの開発
ウェブサイト:https://8kt.jp
Twitter:@8ktjp