厚生労働省は、医療機関によって差がある出産費用などをまとめて確認できるウェブサイトを今月からオープンする予定だと発表しました。
出産費用は原則「自由診療」で、それぞれの医療機関が価格を決めていて、厚労省は妊婦が医療機関を選択しやすくするために、専用のウェブサイトで全国およそ2000の施設の出産費用などを公開することにしています。
厚労省はそのサイトを今月からオープンする予定で、サイトでは費用のほかに、▼平均の入院日数、▼無痛分娩や産後ケアの有無なども公表します。
また、厚労省は今月7日までサイトの愛称を一般から募集しています。
厚労省は集めた情報を踏まえて、2026年度をめどに導入を検討している出産費用の保険適用についても議論を進める方針です。