「損保一般試験」(募集人試験)の教育テキストをデジタル化～受験者の利便性・学習効果の向上に期待～

デジタル化の概要

基礎単位：2024年7月にデジタル化
商品単位：2024年12月にデジタル化
対応デバイス：PC・タブレット・スマートフォン

デジタル化により、受験者はいつでもどこでも教育テキストを閲覧できるようになります。デザイン性や分かりやすさが向上することで、学習効果の向上も期待できます。また、この取り組みにより年間約1,300トンの紙資源の削減が見込まれ、環境負荷の軽減にもつながります。

ペーパーレス化の推進

日本損害保険協会では「気候変動対応方針」に基づき、ペーパーレス化を推進しています。これまで全受験者に配布していた紙冊子の教育テキスト（A4サイズ・モノクロ印刷）は、2025年4月版から配布を終了し、原則としてデジタル化したテキストで学習していただきます。なお、紙冊子を希望される方には、オンラインでの有償販売も検討中です（詳細は今後公表予定）。

気候変動対応方針： [気候変動対応方針](https://www.sonpo.or.jp/about/efforts/ClimateChange/ctuevu000000z2iw-att/climate.pdf)

損保一般試験とは

損保一般試験は、損害保険募集人が保険商品に関する重要事項を正確に説明するための知識を習得しているかを確認する試験です。

試験内容：基礎単位と商品単位（自動車保険単位、火災保険単位、傷害疾病保険単位）
対象者：これから代理店登録または募集人届出をする方、および、既に代理店登録または募集人届出をしている方で、損害保険会社の承認を得た方
試験形式：CBT（コンピュータ試験）
更新制：単位ごとに5年の更新制

基礎単位に合格しなければ代理店登録または募集人届出ができず、取り扱う保険商品に応じた商品単位に合格しなければ、その保険商品の取扱いができません。更新対象者向けにはオンライン試験を実施しています。

公式ホームページ： [日本損害保険協会 損保代理店試験公式ホームページ](https://www.sonpo-dairiten.jp/index.html)

まとめ

日本損害保険協会は、損保一般試験の教育テキストをデジタル化し、受験者の利便性および学習効果の向上を図ります。デジタル化により、いつでもどこでも学習できる環境が整い、ペーパーレス化の推進にも貢献します。これからも損保業界の信頼回復に向けて、募集人教育の一層の充実を図ってまいります。

関連リンク

気候変動対応方針： [気候変動対応方針](https://www.sonpo.or.jp/about/efforts/ClimateChange/ctuevu000000z2iw-att/climate.pdf)
日本損害保険協会 損保代理店試験公式ホームページ： [https://www.sonpo-dairiten.jp/index.html](https://www.sonpo-dairiten.jp/index.html)