牧原秀樹・法務大臣がきょう、就任会見に臨み、「国民の安心安全、幸せを守るために活動していきたい」と抱負を語りました。
法務大臣に就任した牧原秀樹氏(53)は、弁護士資格を持ち、経済産業省の職員を経て2005年の衆議院選挙で初当選。これまでに厚生労働副大臣や経済産業副大臣などを務め、今回が初めての入閣となりました。
牧原大臣はきょうの就任会見で、ニューヨーク州の弁護士として活動した経歴について触れ、「しっかりとした司法機能があるということは、国民の幸せにとても大切なこと」とした上で、「国民の安心安全、幸せを守るために活動していきたい」と抱負を語りました。
また、死刑制度については「凶悪犯罪は後をたたず、廃止するのは適当ではない」とし、執行については「慎重に考えたい」としました。
牧原大臣は以前、自身のSNSで、「SNSで誹謗中傷をして侮辱罪等の刑法犯に該当する者は、アカウントを削除した者も含めて『すべて』逮捕すべきだと考えます」と投稿していましたが、この投稿について問われると、「誹謗中傷を止めたいという思いがあった」と釈明しました。