台湾「新光三越」でガス爆発　4人死亡 24人が重軽傷　爆発の瞬間 爆音とともに地震のように揺れる店内

台湾のデパート「新光三越」でガス爆発があり、これまでに4人の死亡が確認されたほか、24人が重軽傷を負っています。

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車載カメラが撮影していた映像。右側に見える建物で突然、大きな爆発が起き、窓ガラスが吹き飛びます。

爆発があったフロアでしょうか。現地のテレビ局が報じている映像では、建物の中が原型をとどめないほどに破壊されてしまっています。

そして、ほかのフロアでも。爆音とともに、店内が地震が起きた時のように揺れています。

台湾メディアによりますと、日本時間の午後0時半すぎ、中部・台中市にあるデパート「新光三越」でガス爆発がありました。

爆発の衝撃により、12階から4人が外に吹き飛ばされ、これまでに4人の死亡が確認されたほか、24人が重軽傷を負っているということです。

台湾の消防当局は、飲食店の入る12階で「爆発があった」と発表。台湾メディアは、12階と同じく飲食店の入る11階で「きょうから改装工事が行われていた」と報じています。

「11階です。きょうの朝、改修工事をしていて、床板が吹き飛んだ。棚は全部倒れたよ」

「新光三越」は台湾の「新光グループ」と日本の「三越伊勢丹ホールディングス」が提携して運営しています。

爆発が起きた建物を近くで見たという人は…

爆発が起きた建物を見た人
「バンという大きい音を聞いて外に飛び出して、爆発後の煙が建物から大量に出ているのを見ました。（爆発の瞬間は）震えました。地震の揺れよりも激しく短時間でした」

日本政府によりますと、現時点で日本人の被害の情報は入っていないということです。