立憲民主党、新年度予算案をめぐり独自の修正案をまとめる 学校給食の無償化などの実現目指す
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-02-14 12:09
立憲民主党はきょう、政府が提出した新年度予算案をめぐり、独自の修正案をまとめました。基金などを削減することで財源を確保し、学校給食の無償化などの実現を目指すとしています。
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立憲民主党 野田佳彦代表
「財源確保しながら政策実現をしようということで、パッケージとしてまとめさせていただきました。政権を取るためのある種“訓練”でもあるというふうに思いますので」
立憲民主党が「家計が第一 ―ムダな予算を生活応援へ!」と銘打った政府の予算案に対する修正案では、立憲が無駄だと主張する基金や予備費など、およそ3兆8000億円を削減するとしています。
削減によって捻出した財源は▼学校給食の無償化に4900億円、▼高校の授業料無償化を拡充するため、およそ3700億円をあてる方針です。
増やす予算と減らす予算が同額であることから、新たに国債の発行はしないということです。
立憲民主党は午後、修正案を与党側に提示し、実務者同士による協議に入りたい考えです。
一方、先ほどから、自民・公明両党と日本維新の会の政策責任者らは高校の授業料無償化などをめぐり協議をおこなっています。
与党側は、私立高校についても来年4月以降、所得制限を撤廃し、支援金を年間39万6000円以上に引き上げる案を提示していて、合意に向けた綱引きが続いています。