「会食のお土産代わりに」石破総理 自民・新人議員に10万円相当の商品券配布認める 自民党内から「印象、時期ともに最悪」と批判の声も
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-03-14 04:11
石破総理は昨夜、自民党の当選1回の衆院議員と会合を開いた際、10万円相当の商品券を配ったことを認めました。ただ、「法的には問題はない」と強調し、辞任はしない考えを示しました。
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石破総理
「3月3日、自民党所属の当選1回の衆議院議員15名と会食をいたしましたが、それに先立ち、出席議員の事務所に商品券をお届けをいたしました」
石破総理は自民党の新人議員に10万円相当の商品券を配ったことを認め、「会食のお土産代わりに家族への労いだった」と説明しました。また、商品券は私費で用意したと話し、「政治活動に関する寄付でもなく政治資金規正法上の問題もない」と強調した一方、「大勢の皆さまにご心配をおかけし、大変申し訳ない」と陳謝しました。
「法的には問題がない」として、辞任はしない考えを示した石破総理ですが、「政治とカネ」の問題が取りざたされる中、自民党内からは「印象、時期ともに最悪だ」と批判の声が上がっています。
立憲民主党の小川幹事長はJNNの取材に対し、「政権の退陣を含め、深刻な事態と認識している」とコメントしていて、きょうも国会で石破総理の説明責任が問われることになりそうです。