鹿児島県十島村で震度5強相次ぐ 震度1以上が累計1500回 気象庁が再度の注意喚起「当分の間、震度6弱程度の地震に注意を」
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-07-06 16:52
活発な地震活動が続いているトカラ列島近海で、きょう(6日)も強い揺れを伴う地震が相次ぎました。鹿児島県十島村では、午後2時過ぎに震度5強が2回続けて観測され、気象庁は、引き続き当分の間、震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
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気象庁によりますと、鹿児島県十島村の悪石島では、トカラ列島近海を震源とする地震で、午後2時1分と7分にそれぞれ震度5強を観測しました。
地震の規模を示すマグニチュードは4.9と5.5で、津波は観測されていません。
2回の震度5強を受けて、気象庁は緊急の記者会見を行いました。
気象庁の集計では、トカラ列島近海を震源とする震度1以上を観測した地震は、先月21日の午前8時以降、きょう午後3時までに1500回を数えました。
気象庁地震火山部 海老田綾貴 地震津波監視課長
「1500回ということで震度1から震度2もほぼ休みなく起こっている。(震度1以上は)1日あたり100回を超えている。特に収まってきたということは言えない」
気象庁は、引き続き当分の間、震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。