遮断機・警報機「第4種踏切は廃止が望ましい」運輸安全委員会が調査報告書を公表 群馬・高崎市で小学生の女の子(当時9)が死亡した踏切事故を受け
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-03-27 14:06
去年、群馬県で当時9歳の女の子が遮断機と警報機がない「第4種踏切」で、電車にはねられて死亡した事故を受け、国の運輸安全委員会はきょう、第4種踏切を「廃止するのが望ましい」とする報告書を公表しました。
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去年4月、群馬県高崎市の上信電鉄の遮断機と警報機がない踏切で、当時9歳だった小学生の女の子が電車にはねられて、死亡しました。
この事故を受け、国の運輸安全委員会はきょう、事故原因などをまとめた調査報告書を公表しました。
報告書では、当時、女の子は犬の散歩中で、踏切に入る犬に意識が向いて、近づく電車に気づけなかった可能性があるとしました。
また「第4種踏切」については、「廃止するのが望ましい」とし、廃止できない場合は遮断機と警報機がある「第1種踏切」に改良すべきだとしました。