利用できない料金所が増加 ETCのシステム障害 東京、神奈川、山梨、静岡、愛知、岐阜、三重の高速道路で「専用レーン」が閉鎖【6日午後5時現在】
きょう未明、中日本高速道路の管内でETCのシステム障害が発生し、中央道や東名高速などの一部で現在もETCの利用ができなくなっています。今のところ復旧のめどは立っていません。
【動画】利用できない料金所が増加 ETCのシステム障害 東京、神奈川、山梨、静岡、愛知、岐阜、三重の高速道路で「専用レーン」が閉鎖【6日午後5時現在】
中日本高速道路によりますと、きょう午前0時半ごろ、ETCの制御システムに障害が発生し、中央自動車道や東名高速・新東名高速など中日本高速道路管内の複数の高速道路の一部で料金所のETC専用レーンやスマートインターチェンジが使用できなくなりました。
その後、ETCが利用できない料金所はさらに増え、午後5時時点で、東京、神奈川、山梨、静岡、愛知、岐阜、三重の1都6県の16路線で一部のスマートインターチェンジや料金所のETC専用レーンが閉鎖されています。
原因は調査中で、今のところ、復旧のめどは立っていないということです。
中日本高速道路は、ETCが利用できないインターチェンジでは、一般のレーンや近くのインターチェンジの利用を呼びかけるとともに、この後、午後6時半から記者会見を開くことにしています。
影響は関東にも出ています。
ETCが利用できなくなっているのは、中央道の東京・高井戸インターチェンジから山梨県の小淵沢インターチェンジとの間など、それに、圏央道の高尾山インターチェンジと、八王子西インターチェンジです。
NEXCO中日本は、これらの料金所では、ETC専用レーンをそのまま通行できるようにしていますが、利用者に対しては、事後にウェブサイトで精算する手続きをしてほしいと呼びかけています。
一方、府中など一部のスマートインターチェンジでは閉鎖が継続されています。
記者
「ETC専用レーンが開放されて渋滞が解消されています」
システム障害の影響で、中央道などでは渋滞が一時発生していましたが、午後5時の時点では解消されていて、NEXCO中日本は、「ETC専用レーンも通行できるようになったため」としています。