年賀状も届かず…本土と島つなぐ船が“21日連続で欠航” 「精神的にきている人が見受けられる」との声も【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-01-13 21:58
山形・酒田市の沖合29kmに浮かぶ「飛島」。本土と島を繋ぐのは、定期船「とびしま」だけですが、そんな島民の“命綱”とも言える足に異常事態が起きています。
「精神的にきている」21日間船が欠航 年賀状も届かず
年末から荒れた天候が続いていて、定期船「とびしま」は21日連続の欠航。過去最長を更新しています。
2025年12月1日時点で人口は132人だということですが、島民の生活はどうなっているのでしょうか。
酒田市飛島地域おこし協力隊 服部帰蝶さん
「人の移動だけじゃなくて物流も全部止まってしまう。その影響で食料が届かない」
島で唯一の売店では、保存のきくカップ麺や冷凍食品を中心に、かなり品薄になっているそうです。
なんとか島民同士で食料を分けあって、生活しているといいます。
酒田市飛島地域おこし協力隊 服部帰蝶さん
「コメをあげたんですけど、『これで食い繋げる』って言われて、すごく心に来るものがありました」
2025年12月24日から続く定期船の欠航。年賀状も届かない孤立した状況だといいます。
酒田市飛島地域おこし協力隊 服部帰蝶さん
「精神的にきてるところが、ちょこちょこ見受けられるなというふうに感じてます」
酒田市は、物資だけを載せた「臨時便」の出航準備もしているということですが、悪天候が続くことが見込まれるため、1月14日も欠航するということです。
ドローン活用 離島への輸送や災害時にも
出水麻衣キャスター:
2021年に16日間連続で欠航という事態があったそうですが、今回はそれを上回っていて、21日も新しい物資が来ないという状況です。
ANAホールディングスは、ドローンで離島に食料などを届けるサービスを展開する予定です。
具体的には、▼2028年までの全国での事業化の検討、▼離島に食料などを届ける、▼災害時の孤立地域への輸送も検討されているということです。