天皇陛下66歳の誕生日 会見で語られた「被災地」に寄せる心 ご一家のお名前何度も…にじむ“家族愛”【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-02-23 20:16

2月23日、天皇陛下が66歳の誕生日を迎えられました。

【写真で見る】一般参賀で宮殿のベランダから手を振る天皇ご一家

皇居では一般参賀が行われたほか、年に1度となる記者会見も開かれましたが、陛下は、どんなことを述べられたのでしょうか。

一般参賀は前年を上回る2万人超え 外国人観光客も

高柳光希キャスター:
天皇陛下の誕生日に際して公開された映像や会見などから、天皇陛下の“思い”を読み解いていきます。

天皇誕生日の行事として、▼午前には「一般参賀」、▼午後1時過ぎからは高市総理や皇族方が集まる昼食会「宴会の儀」、▼午後3時過ぎからは各国の大使らが参列する「祝賀の儀」が執り行われます。そのほか、上皇ご夫妻へのあいさつや、宮内庁職員、皇宮警察による祝賀も予定されています。

「一般参賀」には、2025年の約1万7000人を上回る2万人以上が参賀したようです。どのような雰囲気だったのでしょうか。

TBS社会部 宮内庁キャップ 岩永優樹 記者:
予約なしで誰でも入ることができるので、外国人観光客もいました。そうした雰囲気も含めて、お祝いごとの雰囲気があったように感じます。

ご一家で“水色リンクコーデ” 撮影時には五輪の話題も

TBS社会部 宮内庁キャップ 岩永優樹 記者:
新たに公開された陛下と雅子さまと愛子さまが並んだ写真には、ミラノ・コルティナオリンピック™の公式マスコットが写っています。

また、水色のリンクコーデになっており、雪や冬をイメージしたのではないかと思っています。

こうしたテーマは、陛下ご本人が考えられたそうで、皇室の方々の誕生日に出る映像や写真には、その1年の思い出深かったことや、社会の流行などがあらわれています。

2024年の陛下の誕生日に公開された映像には、石川県の輪島塗の品が写っています。直前に能登半島地震が発生したこともあり、復興を願うという思いで置かれたということです。

2026年の映像撮影時には、マスコットのティナとミロを手に持って「メダルを獲得した選手に表彰式で手渡されてましたね」と話されていました。また、撮影日は“りくりゅうペア”が金メダルをとった日でしたので、もしかするとそうしたお話もあったかもしれません。

春と秋に被災地訪問を調整中 今年は「被災の節目」を強調

高柳キャスター:
そして、事前に行われた陛下ご本人の誕生日記者会見の模様も公開されました。

TBS社会部 宮内庁キャップ 岩永優樹 記者:
陛下のお考えを直接伺える貴重な機会なので、緊張しつつ、楽しみにしていました。

会見の第一声から2026年は東日本大震災(2011年)から15年、熊本地震(2016年)から10年の節目であることに触れられ、「今思い出しても胸が痛みます。これからも雅子とともに被災地に心を寄せて寄せていきたい」と話されました。

2025年の会見は「戦後80年」がキーワードになりましたが、2026年は「被災の節目」ということを強調されました。

高柳キャスター:
2026年は被災地を訪問されることが調整されています。

春には東日本大震災から15年ということで東北3県(岩手、宮城、福島)、秋には熊本地震から10年ということで熊本県に行くことを検討されているということです。

TBS社会部 宮内庁キャップ 岩永優樹 記者:
陛下は皇太子時代から何度も被災地訪問をされていて、被災者の中に入り、膝をついて目線を合わせてお話をされることを大切にされています。まだ調整段階ですが、もし実現すれば、公務として非常に意義深いものになると思います。

出水キャスター:
今回は、愛子さまがご同行される可能性があるのでしょうか。

TBS社会部 宮内庁キャップ 岩永優樹 記者:
関係者によると、そのような調整もあるかもしれないということです。

正式発表はこれからですが、愛子さまも公私ともに被災地に心を寄せられていますので、実現したら素敵なことだと思います。

何度もご一家のお名前出された会見 上皇さまとの変化

高柳キャスター:
ほかにも、天皇陛下の家族愛を感じる場面があったそうですね。

TBS社会部 宮内庁キャップ 岩永優樹 記者:
被災地のお話は公私でいうと“公”の部分になりますが、“私”の部分でも陛下の思いが垣間見えました。

天皇陛下
「雅子と一緒に色々な方とお会いすることで皆さんのお話が深まり、様々な気づきが得られる」
「愛子と3人で過ごす時間は、私たちの生活を楽しいものにしてくれる」

今回の会見では「雅子」と15回、「愛子」と16回、それぞれのお名前を何度も出されていました。

上皇さまは記者会見の場で「皇后」という呼び方をすることが多かったので、こうした部分も陛下の特徴的な部分ではないかと思います。

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<プロフィール>
岩永優樹
TBS社会部 宮内庁キャップ
90年代J-POPと散歩を愛する

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