朝だとお得?「モーニングブーム」再到来 モスバーガーやケンタッキーも…各社が“朝”に注力するワケ【Nスタ解説】
そば店にファミレス、さらにはファストフードまで…外食チェーンがいま、「朝ごはん」に力を入れています。
【写真を見る】「ゆで太郎」「COCO’S」「551 HORAI」のモーニングメニュー
「モーニングブーム」が再び到来しているというそのワケは?
モーニングブームで「朝モス」が変わる!
日比麻音子キャスター:
実は、いま「モーニング」は第4次ブームが来ているというのです。ファストフードでもモーニングに力を入れることが発表されました。
オープンから10時半まで利用できる「朝モス」でお馴染みのモスバーガーでは、以下のメニューが刷新となります。
▼「朝の野菜バーガー~オーロラソース~」
ドリンクセット 540円(全国約900店舗)
これまでモーニングのトマトは半分の厚さでしたが、レギュラーメニューと同じ厚さに変更されます。ランチ・朝用の仕込みが同時にできるなど、利用者にもお店側にもメリットがあるようです。
▼「朝モスプレート」
ドリンクセット 610円(全国約200店舗)
通常トーストは6枚切りですが、名古屋市など中京地域限定で4枚切りを使用。「モーニング文化」が根強い地域限定のサービスだということです。
また、モーニングのメニュー数も5品から6品に増やすことで、朝の時間帯の利用を強化する狙いがあるそうです。(販売開始は18日~)
ケンタッキーは“ちょうどいい満足感”目指し参入へ
ケンタッキーフライドチキンも朝の時間帯への参入を発表しました。
メニューは今後発表するということですが、「ケンタッキーらしさをモーニングに」ということで、▼持ちやすさ、▼重すぎず、▼ちょうどいい満足感を目指していきたいということです。
第4次モーニングブームは「タイパ・コスパ重視」
日比キャスター:
これまでのモーニングブームを振り返ります。
【これまでのモーニングブーム】
▼第1次:1950年代~「喫茶店文化の誕生」
名古屋の喫茶店を中心に広がった「モーニング」
▼第2次:1980年代~「ファミレスに普及」
ファミレスが全国に拡大
「外食の朝食」が家庭に浸透
▼第3次:2010年代~「特別な外食体験」
外資系パンケーキ店などが主導
「わざわざ食べに行く」モーニングが確立
▼第4次:現在
朝の貴重な時間「タイパ重視」
物価高で「コスパ重視」
※外食ビジネスアナリスト・三輪大輔氏によると
銀鮭の定食が470円 お得な朝メニュー
親子丼が定番の「なか卯」では、モーニングメニューが24種類もあります。価格も320円~690円と非常に安いです。
▼銀鮭朝食 並盛 470円
▼はいからうどん ベーコンエッグ 並盛 450円
コロナとITの進化が「モーニング」に関係?
日比キャスター:
なぜ今各社は“朝”に力を入れているのでしょうか。
外食ビジネスアナリストの三輪大輔さんによると、コロナ禍以降の深夜営業の見直しや、深夜賃金の高騰などから、稼働していない時間(アイドルタイム)の収益化が課題となっているということです。
そこで、「朝」に光明があるのではないかということで、モーニングに力を入れているといいます。
かつて、朝営業は「人手がかかる」のに「客単価が低い」とされていましたが、今はITを使った効率化が進んでいます。
▼注文はタッチパネルでできたり、▼配膳ロボットが料理を運んでくれたりと、最少人数の営業体制で利益が見込みやすいことから、朝営業のチャンスが増えているといいます。