作家・村上龍さん死去 74歳 デビュー作「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞 「コインロッカー・ベイビーズ」など社会や政治を題材にした作品が反響
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-10-23 17:55
「限りなく透明に近いブルー」などの作品で知られる作家の村上龍さんが、今月17日に亡くなったことがわかりました。74歳でした。
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村上龍さん
「カラオケとか行くより全然、小説書く方が興奮する。充実感があるというか、小説書いたらすごいリラックスするし、もう二十何年もやってますから、向いてるんだろうなと思いますよ」
過去のインタビューで「作家」という自らの職業をこう語っていた村上龍さん。
1952年、長崎県佐世保市で生まれ、大学在学中の1976年、アメリカ軍基地のそばで生き、ドラッグなどにひたる若者たちを描いた衝撃作「限りなく透明に近いブルー」でデビューし、第75回芥川賞を受賞しました。
その後も、コインロッカーに捨てられた子どもたちが生きる姿を描いた「コインロッカー・ベイビーズ」など、社会や政治を題材にした数々の作品が反響を呼びました。
2003年には、子どもたちに向けて様々な職業を紹介する「13歳のハローワーク」を執筆。当時、思いをこう語っていました。
村上龍さん
「最近、どんな職業があるか分からない人が多いんですよ。職業を通して自分の将来を考えるというのが(本書を)作った意図だった」
村上さんが今月17日、自宅で亡くなったと幻冬舎が発表しました。74歳でした。
葬儀は、家族葬として執り行われたということです。
村上龍事務所と幻冬舎編集本部は「常に若い世代に向けて、衝撃的な作品を発表し続けた村上龍氏の早すぎる逝去の報せを受け、深い悲しみに堪えません」としています。