「脛齧り」という漢字、あなたは読むことができますか?「齧」は21画と画数も多く、見慣れない漢字ですが、きっと聞いたことがあるはず!あの言葉のことだったんです。
基本の読み方
まずはそれぞれの漢字の読み方を見ていきましょう。普段目にすることのない漢字なので、読み方も想像つきません・・・
カタカナは音読み、ひらがなは訓読み(送り仮名)です。
脛・・・ケイ、すね、はぎ
齧・・・ケツ、ゲツ、か(ける)、かじ(る)、か(む)
いくつか読み方がありますが、この中に答えがあります!わかりましたか?
正しい読み方は・・・
正しい読み方は「すねかじり」でした!「親のすねかじり」と表現されることが多いですね。「自分で働かず親から学費や生活費をもらって生活している状態」という意味の言葉です。「臑齧り」とも書かれるようですが「臑」は羊や豚の前足という意味合いの漢字です。
「脛(すね)」は、人が立つことを支える重要な部分であることから、働くことを現しているのだとか。「すねかじり」の語源はこちらにも掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。