インドの学校で大規模なカンニング騒動がありました。生徒たちにテストの解答を教えようと、家族らが壁をよじ登って手助けする驚きの映像が拡散されています。
インド北部ハリヤナ州にある学校。
多くの人がロープなどを使って校舎の壁をよじ登り、2階以上の窓から中をのぞき込むなどしています。
実はこれ、試験中に起きた大規模なカンニング行為とみられ、映像はSNSで拡散されました。インドメディアによりますと、日本の高校1年にあたる学年で修了試験が行われた6日、一部の生徒らが問題用紙の写真を撮って、外部に送信しました。
その後、生徒らの家族や親族が壁をよじ登り、窓から解答を記したメモなどを手渡していたということです。
地元の教育当局者は、不正行為に関わった人物を調査するとともに、試験会場に配置する警察官の増員を求める方針だとしています。