アメリカのバイデン大統領が、先ほどから政権の今後の方針を示す一般教書演説を行っています。一方、11月の大統領選挙で対戦相手となることが確実になったトランプ前大統領は、“反論ライブ”と称したSNSへの投稿を始めています。中継です。
秋の大統領選挙を前に、“就任後最も重要な演説”とメディアが報じる一般教書演説が先ほどから始まりました。バイデン大統領がまず強調したのは、国内外での民主主義と自由の危機でした。
アメリカ バイデン大統領
「リンカーン大統領と南北戦争以来、今日ほど自由と民主主義が攻撃されている時代はない。これまでの時代と違うのは、自由と民主主義が国内だけでなく海外でも攻撃を受けていることだ」
そしてバイデン大統領はロシアのプーチン大統領に対するメッセージとして「我々は決して逃げない」と強調し、上下両院の議員から大きな拍手があがりました。
また、「私と同世代の人の中には恨み、復讐、報復の話をする人もいるが、私は違う」と強調する見通しで、これはトランプ前大統領を念頭に置いた発言であることは間違いありません。
そのトランプ氏ですが、一般教書演説が始まると同時にSNSで「反論ライブ」と称した投稿を始めました。トランプ氏は会場となる議会への到着が遅れたバイデン大統領を「基本的に遅い」とさっそく批判しています。