自民党・若手議員の懇親会に露出の多い女性ダンサーが招かれ、不適切な会合が開かれた問題が波紋を広げています。きょう、主催した和歌山県連の青年局長が離党届を提出しました。
懇親会のテーマについて、主催した和歌山県連の川畑議員は先週…。
自民党和歌山県連 川畑哲哉 青年局長
「多様性、ダイバシティーというところをしっかりテーマを持って、くだんのダンサーをお招きしました。(Q.ダンスの種類はなんというダンス?)我々はモダンダンスとか、ゴーゴーダンスというふうに認識している」
こう釈明していた川畑氏。ところが、きょうになって…
自民党和歌山県連 川畑哲哉 青年局長
「本当に申し訳ございませんでした」
自民党に離党届を提出しました。
自民党和歌山県連 川畑哲哉 青年局長
「(Q.口移しで紙幣を渡す、ボディタッチは実際あったか)動画や画像が出ているということは、そういう事実があったんだと認める、認めざるを得ないと思う。私の想定を超えた不適切な状況になっている。そういう認識をいたしました」
会の出来事を認め、「不適切だった」と陳謝した和歌山県連ですが、公費は使われていないと強調しています。
街の人は…
50代女性
「何かちょっと公私混同的な、仕事の延長ではなくて完全にプライベート的になっているっていう感じがすごくします」
70代女性
「(政治家の)倫理観がずいぶん下がっちゃったように思うし、ちょっと恥ずかしいですね」
この会に出席していた自民党の藤原青年局長らは先週、「止められなかった責任を取る」などとして、役職を辞任しました。
青年局長を辞任 自民党 藤原崇 衆院議員
「(Q.触っている?)触っていないです。(Q.触っていたら議員を辞めますか)…ちょっとそれはですね、私、当時の記憶の中では触っていないです。ただそれについて…今の記憶でということで、それは基本的に間違いないと思っています」
青年局長の後任には、鈴木貴子衆院議員らの名前が浮上していて、今週末の党大会を前に人選を急いでいます。