■バドミントン・全英オープン 各種目1回戦(現地時間13日、イギリス)
女子ダブルス1回戦が行われ、世界ランク5位の志田千陽(26)と松山奈未(25、共に再春館製薬所所属)ペアは同ランク10位のタイペアに 2(21ー16 21ー14)0で勝利し、好スタートを切った。
第1ゲームは、スタートから五分五分の展開でお互い様子を伺う展開となる。志田・松山ペアが8ー5と引き離しにかかるが、相手も喰らい付いて11ー11と同点でインターバルを迎える。攻撃と守備で少しずつ相手を上回り、19ー14とリードし21ー16でこのゲームを奪う。
2ゲーム目、相手のペースにも慣れた志田・松山ペア。攻守が安定してくると、相手ペースを乱し12ー5と大量リード。一度もリードを許さず、終始落ち着いてプレーをし21ー14で勝利、2回戦進出を決めた。
ダブルスのパリ五輪出場条件は、五輪ランキング1位から8位までに2組以上入っている国が最大2ペア(それ以外は最大1ペア)となる。選考レースも残りあと1か月弱となり、五輪ランキングで4位につける“シダマツ”ペアは初の五輪をほぼ手中におさめている。
※写真は左から松山選手、志田選手