![100周年の春のセンバツ開幕!選手宣誓の青森山田、橋場公祐主将「目の前の白球をがむしゃらに追い続け、全力で野球を楽しむ」](/assets/out/images/jnn/1059353.jpg)
■第96回選抜高校野球大会 開会式(18日、甲子園球場)
選抜高校野球大会、“春のセンバツ”が始まった。試合に先立ち行われた開会式では、シンガーソングライター、あいみょんさんの『愛の花』が演奏される中、出場全32校が元気よく入場行進した。
選手宣誓は21日の第4日に初戦を迎える青森山田の橋場公祐主将(3年)が行った。「夢にまで見たここ甲子園球場に立ち、これまでの先輩方が築きあげられた歴史と伝統の重さを身に染みて感じています。同時に私たちは、唯一無二の仲間とともに大好きな野球に打ち込める今に喜びをかみしめています」と話した。
今年1月に石川県能登半島を襲った地震についても「激しい揺れに私たちは恐怖と深い悲しみに襲われました。被災地では現在も苦しみと困難の多い生活を余儀なくされています」と思いを馳せ「私たちにできることは目の前の白球をがむしゃらに追い続けること、そして全力で野球を楽しむことです。全身全霊をかけて戦い抜くことを誓います。」と力強く宣言した。
今年は甲子園が開場100周年、選抜高校野球も100年の節目の年を迎えた。記念すべき大会は、この後10時30分に八戸学院光星(青森)と関東一(東京)の試合から戦いの幕が上がる。
*写真は選手宣誓する青森山田高3年の橋場公祐主将