きょうの東京株式市場で、日経平均株価は先週末より1032円高い3万9740円で取引を終え、今年2番目の上げ幅を記録しました。
取引開始直後から幅広い銘柄に買い注文が広がり、およそ2週間ぶりに3万9700円台を回復しました。
日銀があすまでの金融政策決定会合でマイナス金利の解除に踏み切る公算が大きくなっているものの、解除後も緩和的な金融環境が続くとの見通しが安心感につながり、株価を下支えしました。
一方、追加利上げは当面ないとの見方から外国為替市場では円売り・ドル買いが膨らんでいます。
1ドル=149円台前半まで進む円安を追い風に、輸出関連の銘柄にも買い注文が集まっています。