外国為替市場で円安が進んでいます。
円相場は、20日午前2時15分過ぎ、一時1ドル=150円90銭台をつけ151円に迫り、年初来安値となりました。去年11月以来、4か月ぶりの円安ドル高水準です。
日銀が19日の金融政策決定会合でマイナス金利の解除を決めたものの、発表文に「当面緩和的な金融環境が継続する」と明記されたことで、追加の利上げは当面ないという観測が市場で広まったため、円を売ってドルを買う動きが進みました。
また、アメリカでは20日のFOMCの結果公表を控え、従来の市場の予想より利下げが先送りされるという観測が広がっており、日米の金利差が再び意識されています。