ロシアとの戦闘を続けるウクライナについてアメリカのオースティン国防長官は「存続の危機に瀕している」と強調し、支援の重要性を訴えました。
アメリカ オースティン国防長官
「ウクライナの存続が危機に瀕し、我々すべての安全保障が危機に瀕しています」
ウクライナへの軍事支援を話し合う国際会議で、アメリカのオースティン国防長官は「ウクライナ軍は困難な状況と激しい攻撃に直面している」と指摘するとともに、「プーチンはウクライナで止まることはない」と強調し、支援の重要性を訴えました。
アメリカ議会では、依然としてウクライナへの追加支援を行うための法案が可決していませんが、オースティン長官は「アメリカは引き下がらない。ウクライナを敗北させることはしない」とも強調しました。
また、オースティン長官はおととし2月の侵攻開始以来、ロシア軍の死傷者が少なくとも31万5000人にのぼったと明らかにしました。