国内ではしかの感染が相次いで確認されていることを受け、厚生労働省は子どもが「定期接種」を確実に受けられるようにするため、小児科などにワクチンを優先して供給するよう卸売業者などに求めました。
はしかは非常に感染力が強いと言われる感染症で、予防接種がもっとも有効な予防方法とされています。
国内では感染が相次いで確認され、ワクチンの需要が高まっているとして、厚労省はきのう、卸売業者や医療機関に対してワクチンの安定供給を求める通知を出しました。
通知では、就学前の子どもに公費で行う「定期接種」を確実に実施するため、卸売業者に対して「定期接種」を実施する小児科などの医療機関にワクチンを優先して供給するよう求めています。
また、医療機関に対しては必要以上の予約や注文を慎むよう求めました。