生徒にわいせつな行為をしたとして、64歳の男性教諭を懲戒免職にしたと群馬県教育委員会が発表しました。
きのう付けで懲戒免職処分となったのは群馬県内の特別支援学校に勤務していた64歳の男性教諭です。
県教育委員会によりますと、教諭は2016年12月から複数年にわたって、生徒にわいせつな行為をしていたということです。
教諭は教育委員会の調査に対し「被害生徒および保護者に申し訳ない」「やったことについては責任を持たないといけない」「そう簡単に償えるものとは思っていない」と話しているということです。
また、教育委員会によりますと、それぞれきのう付けで、▽酒気帯び運転をした公立小学校に勤務する23歳の男性教諭が停職6か月の処分、▽生徒に対する体罰と教職員に対するセクハラをした群馬県内の高校に勤務する44歳の男性実習助手が停職3か月の処分、▽生徒に対して不適切な指導をした群馬県内の高校に勤務する64歳の男性学校司書が戒告処分になっています。
平田郁美教育長は「教職員の不祥事の根絶に向かって指導を行っているなか、複数の不祥事が発生したことは児童生徒や保護者、県民の信頼を大きく裏切ることになり、誠に申し訳ありません」とコメントしています。