タカラトミーアーツが2024年3月中旬から発売したカプセルトイ「サンリオキャラクターズ 寿司 -sushi-」。
【サンリオキャラクターズ寿司】シュールで可愛いフィギュアのカプセルトイ、シナモロール・ハローキティなど5種類【2024年3月中旬から】
サンリオ公式の告知によると、「かわいい×寿司の新領域フィギュア」で、「お寿司を背負ったキャラクターたちの、ポーカーフェイスがなんともいえない魅力」。値段は1回税込300円。フィギュアのサイズは約3.3cm~5cm。全国のカプセルトイ自販機で販売されています。
サンリオキャラクターズ寿司の口コミ
「サンリオキャラクターズ 寿司 -sushi-」についてX(旧Twitter)の様子をうかがうと、「かわいすぎる」「コンプリートしたい」など口コミの投稿や、買った人たちによる交換希望の投稿、すでに品切れとなり、再入荷は未定という店舗の投稿もたくさん見られ、どうやら評判は上々、かなりの人気商品のようです。
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かっぱ寿司でサンリオキャラクターズ寿司を発見
筆者は3月22日(土)の夜に訪れた近所のかっぱ寿司のカプセルトイコーナーで、たまたま「サンリオキャラクターズ 寿司 -sushi-」を発見しました。
かっぱ寿司には専用コインを使って回す「かっぱのカプセルトイ」というオリジナル商品の筐体もありますが、店舗利用時に販売されていたのは「かっぱのカプセルトイ モルカーコレクション」。
「サンリオキャラクターズ 寿司」は「かっぱのカプセルトイ」専用マシーンではなく、現金で回せるガチャを並べたコーナーに置かれていました。
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サンリオキャラクターズ寿司ラインナップ
「サンリオキャラクターズ寿司」のフィギュアのラインナップは全5種類。「シナモロール」「ポチャッコ」「マイメロディ」「ハローキティ」と「けろけろけろっぴ」です。
各キャラクターはお寿司のシャリになりきって、リアルな寿司ネタを背負っています。
「シナモロール」は玉子の握り。「ポチャッコ」はサーモンの握り。「マイメロディ」はエビの握り。「ハローキティ」はマグロの握り。ネタを背負っているほかのキャラクターと異なり、「けろけろけろっぴ」は海苔を巻かれて巻き寿司になっています。
筆者はこの並びの中で、「けろけろけろっぴ」の異質感が気になっています。
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「けろけろけろっぴ」とは
サンリオの人気投票企画「サンリオキャラクター大賞2023」の総合順位では、「シナモロール」が1位。「ポチャッコ」が4位、「マイメロディ」が5位、「ハローキティ」が6位。「けろけろけろっぴ」は少し離れて12位です。
90キャラクターの中での競争なので12位でも高順位ではありますが、ちょっとした“抜擢”という印象はあります。
「けろけろけろっぴ」のデビューは1988年、和暦でいうと昭和63年です。今の若い人には分からないと思いますが、その頃の「けろけろけろっぴ」はかなりの人気キャラクターでした。当時小学生だった筆者の周りに「けろけろけろっぴ」のグッズを持っていない子供はほぼいないくらいの状況でした。
事実、1990年の「サンリオキャラクター大賞」では、「みんなのたあ坊」や「マロンクリーム」を抑え、第1位に輝いています。
そんな大人気だった「けろけろけろっぴ」ですが、ブームというのは移ろいのあるもので、90年代のうちにはほとんど見かけることがなくなっていたように思います。
近年では、2020年に結成されたサンリオの男の子6人によるキャラクターユニット「はぴだんぶい」の活動を通して「けろけろけろっぴ」も再認知されてきたのですが、「サンリオキャラクター大賞2023」の順位を見ると、「ポチャッコ」が4位、「ハンギョドン」が7位、「タキシードサム」が9位、「バッドばつ丸」が10位。「あひるのペックル」の16位には勝りましたが、6キャラクターの中でも5番人気というのが「けろけろけろっぴ」の現況です。
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サンリオキャラクターズ寿司 開封&レビュー
さて、先につい語ってしまいましたが、結論をいうと購入して持ち帰った「サンリオキャラクターズ寿司」のカプセルに入っていたキャラクターは「けろけろけろっぴ」でした。
正直に白状すると筆者自身も近年はあまり熱心に動向を追っていなかったので、ほかのキャラクターと一緒にいるのを見ることはあっても、「けろけろけろっぴ」単体とは“久々のご対面”でした。
大きな目玉に寄り目ぎみの黒目。やっぱりカワイイです。
ふだんはタテ縞の服を着ていますが、「サンリオキャラクターズ寿司」では胴体がのり巻きに包まれています。
ガチャマシーンに載っていた写真では分かりませんでしたが、「ごはん」がしっかり入っていて、「けろけろけろっぴ」は具材です。色合いからすると「かっぱ巻き」のキュウリになりきっているものかと思います。
目玉の立体感も含め、後ろ頭も意外とカワイイです。
80年代末~90年代はじめ頃にも、「けろけろけろっぴ」は“ちょっとスタンダードからは外れた可愛らしさ”が、背伸びをしたい子供たちの感性にフィットしてブーム化していたように思います。
可愛らしさの基準も多様化した今、これからもう少し「けろけろけろっぴ」が再評価されてくることもあるのではないか、なんてことを想像してしまう“けろっぴ世代”の筆者よりお届けしました。これを読んで「けろけろけろっぴ」の魅力に気付いてくれる人がいればうれしいです!
サンリオ権利表記
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