![パリ五輪内定は池江璃花子、瀬戸大也ら19人“競泳ニッポン”復活へ!高校生も3人代表入り【内定選手一覧】](/assets/out/images/jnn/1071938.jpg)
24日、競泳のパリ五輪代表選考会が閉幕。8日間の大会を終え、個人種目では男女合計19人がパリ五輪代表に内定した。
最終日は、女子200m個人メドレーで大橋悠依(28、イトマン東進)と松本信歩(東京ドームS / 早稲田大3年)が代表内定。東京五輪2冠の女王・大橋は「この種目で(パリ五輪代表に)入れなかったらやめると思う」と背水の陣で臨んだラストチャンスで意地を見せた。レース後は「また五輪で戦えることがうれしい」と安堵の表情を見せた。
男子100mバタフライ決勝では、松元克央(27・ミツウロコ / 三菱養和SS)と、水沼尚輝(27・新潟医療福祉大職員)が内定。そして、女子50m自由形決勝では、池江璃花子(23、横浜ゴム / ルネサンス)が1位となったが、派遣標準記録(24秒55)に0秒33及ばず、この種目での代表入りを逃した。池江は18日の100mバタフライで代表内定を決め、白血病から復帰後かねてから目標としてきたパリ五輪への切符を掴んでいる。
今大会は、長年競泳界を牽引してきたベテラン・入江陵介が代表落選し、五輪5大会連続出場ならず。一方で、高校生3人、大学生5人が代表入りを決め若手が台頭した。東京五輪以降、国際大会のメダル数減少など世界との差を広げられているが、世代交代も進み、この夏のパリでは“競泳ニッポン”の復活が期待される。
パリ五輪内定選手一覧(個人種目のみ)は以下の通り。
リレーメンバーは後日発表される。
■男子
200m自由形 松元克央
200m背泳ぎ 竹原秀一
200m平泳ぎ 渡辺一平、花車優
100mバタフライ 松元克央、水沼尚輝
200mバタフライ 寺門弦輝、本多灯
200m個人メドレー 瀬戸大也
400m個人メドレー 松下知之
■女子
100m平泳ぎ 鈴木聡美、青木玲緒樹
200m平泳ぎ 鈴木聡美
100mバタフライ 平井瑞希、池江璃花子
200mバタフライ 三井愛梨、牧野紘子
200m個人メドレー 大橋悠依、松本信歩
400m個人メドレー 成田実生、谷川亜華葉
*写真は左から瀬戸大也選手と池江璃花子選手