「ガチャ→SNS」の広告効果に期待!まるで実物“カプセルトイ”が大反響 進化を続けるガシャポンに企業も注目【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-03-27 21:05

子どもだけではなく、大人も虜にしている「ガシャポン」。注目されているのは、まるで実物のような「カプセルトイ」です。SNS投稿による広告効果を狙って、企業とのコラボ商品が増えています。

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進化するカプセルトイ 動きまでリアルに完全再現

熊崎風斗キャスター:
子どもから大人、外国人観光客にまで大人気のカプセルトイ。過去のブームをおさらいします。

1983年、「キン肉マン消しゴム」いわゆる、“キン消し”が大ブームに。
2012年、「コップのフチ子さん」も大人気でした。

今、カプセルトイはどのような状況になっているのか、日本ガチャガチャ協会の小野尾勝彦さんに教えていただきました。

現在のブームは、実物そっくりの「ミニチュアトイ」が人気だということです。その中から、3種類を紹介します。

まずは、「本当に作れる!?トロトロ!ラーメンマスコット(300円)」はすごくリアルなラーメンです。実際には食べられないですが、スープがスライムで出来ていて、箸で麺を持ち上げることができます。

続いて、「本当に流せる!スーパーギミック!トイレマスコット(500円)」はミニチュアサイズのトイレです。中に水を入れて便座を開けると、水を流すことができます。水は下に溜まります。

続いて、「本当に作れる!ダイキャスト製!レトロかき氷器~アンティークカラー(500円)」は、実際に本物の氷を削ることができて、実際に食べることができます。

カプセルに“手書きレシピ” 企業コラボも増加

熊崎キャスター:
さらに、こんなカプセルトイもあります。

「お母さんの秘伝カレーレシピ」というもので、1枚1枚手書きのレシピになっていて、家庭のカレーを再現しています。

なぜ今これだけカプセルトイに需要があるのか。

日本ガチャガチャ協会の小野尾さんによると、「カプセルトイ購入→SNS投稿が一連の流れになっている。商品をカプセルトイにするだけで、大きな広告効果が期待できる」と話していて、企業コラボのミニチュアトイも増えているということです。

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