石見智翠館、国学院栃木を下し12大会ぶり2度目の決勝進出!全員ラグビーで後半終了間際にトライを奪う【選抜高校ラグビー】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-03-28 12:25
石見智翠館、国学院栃木を下し12大会ぶり2度目の決勝進出!全員ラグビーで後半終了間際にトライを奪う【選抜高校ラグビー】

■第25回全国高校選抜ラグビー大会 準決勝 石見智翠館 24ー17 国学院栃木(28日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園熊谷ラグビー場)

石見智翠館(島根)が国学院栃木(栃木)を24ー17で下し、12大会ぶりとなる2度目の決勝進出を決めた。

出場全32校、1、2年生部員のみで戦う高校選抜ラグビー。準決勝1試合目は2年連続ベスト4進出の国学院栃木と、12年大会準優勝の石見智翠館、ともに初優勝を目指し挑んだ一戦。

立ち上がりは、国学院栃木にトライを奪われ先制を許した石見智翠館は15分、BK陣の個人技から初めて相手陣内に侵入すると、ゴール前の攻防を制しFW陣が押し込みトライ。ゴールも決まり7-5と逆転に成功する。

24分に再び国学院栃木にトライとゴールを決められ7-12とリードを許すが、前半終了間際、石見智翠館は敵陣に攻め込み左に展開しトライを奪い、12-12の同点に追いつき後半へ入った。

その立ち上がり、石見智翠館が素晴らしいプレーを見せる。左サイド、相手ゴールまで10m付近で、逆サイドへ距離のあるキックパス、これが神保友海(2年)に通りゴールラインに倒れ込みトライ、17-12と再び逆転に成功する。

その後両チーム一進一退の攻防が続いたが後半23分、国学院栃木にトライを奪われ17-17の同点に追いつかれるが、石見智翠館は終了間際にFW、BK一体となった連続攻撃からトライを奪う。ゴールも成功させ24-17と国学院栃木を突き放し、決勝進出を決めた。

×