【ボッチャBC3】44歳の有田正行&18歳の一戸彩音がパリパラリンピック日本代表に内定、ともに初の大舞台へ

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-03-28 15:34
【ボッチャBC3】44歳の有田正行&18歳の一戸彩音がパリパラリンピック日本代表に内定、ともに初の大舞台へ

パリパラリンピックへの最終予選となる「Coimbra 2024 World Boccia Paralympic Qualification Tournament」がポルトガル・コインブラにて開催され、BC3(脳性まひ・運動機能障害)ペア戦に出場した有田正行(44、電通デジタル)、一戸彩音(18、小平特別支援学校)が準優勝した。決勝進出時点で上位3位以内が確定し、日本が同クラスでのパリパラリンピック出場権を獲得した。

今大会のBC3ペア戦には10か国が参加。予選は2つのプールに 5か国が振り分けられ総当たり戦を行った。日本は予選(プールB)を2位で通過し準決勝へ駒を進めた。

現地時間26 日に行われた準決勝で日本は、予選(プールA)を4連勝で勝ち上がったギリシャに8-0 で見事勝利し、決勝進出を決めた。翌27日、イギリスとの決勝戦に臨んだ有田、一戸ペアは、前半2エンドで4点を先取される苦しい展開。何とか2点を奪ったものの、イギリスを逆転出来ず、 2−4で惜しくも準優勝となった。

今年1月の日本選手権を制して今大会を戦った有田と一戸が、規定によりパリパラリンピック日本代表に内定した。有田と一戸はともに初出場となる。

*写真は左から有田千穂(妻)、有田正行、一戸彩音、一戸賢司(父)

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