プロ野球開幕を翌日に控えた28日、DeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝（21）が開幕戦に向け意欲を語った。
開幕戦は1番・ライトでスタメン出場予定。ルーキーながらオープン戦で16試合連続安打、さらに打率.434を記録し、10年ぶり史上2人目となる新人首位打者に輝いた。
三浦大輔監督（50）からは「隆輝、先に目にしたかもしれないけど開幕1番で行くから。隆輝らしく自分のプレーを頑張りなさい」とスタメン起用を伝えられたという。「一番バッターっていうのは、一番大事な打順なので自分のバッティングで一気に勢いがくると思いますし、しっかりと初球からアジャストしてチームにいい風を持ってこれるように」。トップバッターとしての闘志を燃やしている。
夢の舞台でのプレーに「緊張は全くしてないですけど、自分の性格的に楽しみな気持ちが前に出すぎちゃうと空回りしてしまう性格なので、まず冷静に。マインドセットとしては”俺ならできる、自分ならできる”っていうのは永遠に唱えてる。明日の試合前だったり明日の朝はりきりすぎちゃうので、落ち着かせながらしっかり自分に叩き込んで試合に挑みたい」と度会。
「まず一番はすごく楽しみだなっていうのと、やっと自分が夢に描いた目標としていた舞台で野球がやれるっていう幸せな気持ちです」とプロ初となるシーズンへの思いを口にした度会は入団会見で誓った”ハマの一番星”へ。「まずは全力プレーでチームの勝利に貢献するのが一番の監督含めチームへの恩返しだと思うので、まずは全力プレーで頑張ります」と意気込んだ。
