ドジャース大谷翔平(29)が29日(日本時間)に本拠地ドジャースタジアム開幕を迎えた。盛り上がりを見せるロサンゼルスで毎日情報を発信しているのが地元テレビ局のスポーツネットLAのリポーター、キルステン・ワトソンさんだ。デーブ・ロバーツ監督のインタビューでは必ず隣に。大谷選手がドジャース移籍以降の囲み会見等でも隣となる真横におり、移籍会見直後の地元テレビ局としての大谷へのインタビューが日本でも話題になった。
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地元テレビ局のリポーター、キルステン・ワトソンさん
26日、水原一平通訳の違法賭博報道について声明を発表した直後のリポートでは「大谷選手は日々野球に集中し、自分がすべきことに熱心に取り組んでいます。チームメイトは彼に寄り添って、レギュラーシーズンにフォーカスしています。大谷選手は日々野球に集中し 自分がすべきことに熱心に取り組んでいます。」と今こそ知りたいチームの現状を明解に語っていた。いよいよ本格的にシーズンを迎えるにあたって、気になるワトソンさんにインタビュー取材した。
Q.大谷翔平については
キルステン・ワトソン:
大谷選手はエンゼルスで多くの成功を収めてきました。まだ成し遂げたいことがもっとあるはず、ドジャースでそれが出来ることを願っています。
学生時代188cmのバレーボール選手「成功できるかもしれない」が始まり
身長188cm、学生時代はバレーボールの選手だったワトソンさん。身長193cmの大谷選手と並んだインタビューシーンが印象に残る。
Q.この職業を選んだ理由は
ワトソン:
スポーツをテレビで見るのが好きでスポーツのトーク番組もよく見ていました。自分もこの分野で成功できるかもしれないと思い始めたんです。それが始まりでした。
レポーター歴4年目。現場では選手やスタッフへの気配りが伺え、信頼されている。インタビューを終えた若手選手が『(内容は)そんなに悪くなかったよね』と心配すると、「これは試運転みたいなもの、慣れていかなくちゃ。こんな機会がもっと増えるわよ!」とエールであり、助言を返していた。
当然、新人でもある山本由伸の事もインタビュー取材しており、思わぬエピソードも教えてくれた。
ワトソン:
彼は最高よ。素晴らしいわ。彼はファッションセンスが良いです。ファッションのアドバイスが欲しいといつも彼に言っているんです。彼は素敵なバッグをたくさん持っていますね。私もバッグが好きだから、彼のバッグをもっと知りたい。
ネタ探しにも余念がないワトソンさんは取材当日もラジオ番組に出演し、試合の中継でリポートをこなす多忙なスケジュールとなっていた。大谷選手などスター選手への取材ではプロならではの配慮が伺えた。
ワトソン:
まだオープン戦なので“あまりインタビューをしない”ようにしています。休ませてあげたいので。レギュラーシーズンで大谷が活躍したら、間違いなくヒーローインタビューするでしょうから。