東京もようやく春本番を迎えそうです。気象庁はきょう午後、東京の桜の開花を発表する見通しです。
【動画】東京 午後にも桜の「開花宣言」か 平年より5日、昨年より15日遅い発表 29日夜からは黄砂にも注意を
午前10時ごろ、東京・千代田区の靖国神社を東京管区気象台の職員が訪れて桜の標本木の観測を行いました。
開花の発表基準は「5、6輪以上」となっていて、きのう午後の観測では4輪が確認され、基準にわずか1輪足りませんでしたが、きょう午前の観測では7輪の開花が確認されたということです。開花は午後の観測で正式に発表される見通しで、発表されれば、去年より15日、平年より5日遅い開花となります。
午前中の靖国神社には雨の中、待ち遠しそうな表情で桜の花の様子を見に来る参拝者もいました。
一方、関東地方では、今夜からあさってにかけて広い範囲で黄砂が飛来し、水平方向の視野が10キロ未満となるほか、屋外では場所により黄砂が付着するなどの影響が予想されるとして、気象庁が注意を呼びかけています。