田中希実が5人抜き、日本初参戦の男女混合リレーで7位 ケニアが連覇達成【世界クロカン】

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2024-03-30 20:46
田中希実が5人抜き、日本初参戦の男女混合リレーで7位 ケニアが連覇達成【世界クロカン】

陸上のクロスカントリー世界一決定戦、“世界クロカン”が日本時間30日にセルビアの首都ベオグラードで行われた。日本初参戦となる男女混合リレーに出場した田中希実(24、New Balance)ら日本は23分18秒で7位。優勝はケニアが22分15秒で制した。

急こう配に、行く手を阻む砂地、起伏の連続と陸上界屈指の過酷なレースとも言われ、スピードや脚力などランナーに必要な“強さ”が求められるクロスカントリー。今大会はベオグラード最大の公園で行われ、主に芝生、一部の歩行者用通路は土や砂で覆われてる。 2つのアーチ橋のほか、干し草の迷路や古典的なクロスカントリー ハードルが設置された。

日本の初参戦となる男女混合リレーは1人約2kmを走り、“たすき”ではなく、リストバンドを繋ぐ。田中を含めた新家裕太郎(23、愛三工業)、髙田尚暉(21、山梨学院大)、澤田結弥(18、浜松市立高)の布陣で挑んだ。

1走はケニア、エチオピアなどアフリカ勢が勢いよく前に出てレースを展開する。日本の新家は13チーム中10番目で、トップと28秒差で2走の田中に繋いだ。田中は前を走る選手を猛追、5人を抜いて26秒差で区間最速の走りを見せた。3走の大学生・髙田は順位を1つ落としたが5位のモロッコとタイム差は、ほぼ変わらずアンカーへ。そして期待の女子選手、澤田はウガンダに抜かれ7位でフィニッシュ。初参戦の日本は23分18秒で7位に入った。

【男女混合リレー 結果】
優勝 ケニア 22分15秒
2位 エチオピア 22分43秒 
3位  イギリス 23分00秒
・・・・・・・・・・・・・・
7位 日本 23分18秒

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