![“オグシオ”小椋久美子さん日本エアバドミントン連盟会長に就任「バドミントン競技がさらに飛躍できれば」](/assets/out/images/jnn/1082342.jpg)
日本エアバドミントン連盟は4月1日付けでバドミントンの元日本代表・小椋久美子さん(40)が会長に就任したと公式サイトで発表した。小椋会長は「エアバドミントンを通じてバドミントン競技がさらに飛躍できれば」とコメント。
主に女子ダブルスで活躍した小椋さん、同じ年の潮田玲子さん(40)とのペアは“オグシオ”の愛称で親しまれた。2007年の世界選手権では銅メダルを獲得し、翌年の北京五輪では5位に入賞するなど日本のバドミントン界を牽引した。
“エアバドミントン”は世界バドミントン連盟が開発した屋外でもバドミントンを楽しめる新しいアウトドアスポーツ。⾵の影響を受けにくく、専用のシャトルを使用し、コートは屋内バドミントンコートより広い。種目はシングルス、ダブルスに加えてトリプルスもある。
国内の競技人口は、まだ142人(連盟会員登録者数)と少ないが、ワールドビーチゲームズに新種目として採用されたことをPRして、将来は、最終五輪目標を目指している。
また理事には、ロンドン五輪の女子ダブルスで銀メダルを獲得した藤井瑞希さん(35)、北京五輪4位の前田美順さん(38)や男子ダブルス東京五輪代表の嘉村健士さん(34)が選出された。
【小椋会長コメント全文】
この度、日本エアバドミントン連盟の会長に就任しました小椋久美子でございます。
エアバドミントンは、世界バドミントン連盟(BWF)が、バドミントンを「いつでも、どこでも、だれとでも」をコンセプトに開発し、より多くの人がより多くの場所で楽しめる、レジャー&スポーツNEWスポーツとして、現在世界各地で普及が行われています。
日本におきましても2021年4月に本連盟を立上げ、本格的に普及活動を開始いたしました。私は、このエアバドミントンを通じ、競技スポーツの普及・振興に取り組み、スポーツ文化の発展と活力ある社会づくりに向け、役割を果たしていけるよう、各関係先の皆様と協力し、歩んでいく所存でございます。
今後とも、より一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。