今年1月に生活保護が申請された件数はおよそ2万件で、前の年の同じ月と比べて0.3%増加したことが分かりました。申請件数の増加は13か月連続です。
厚生労働省によりますと、今年1月に全国で生活保護が申請された件数は2万154件で、去年1月と比べて0.3%増加しました。
申請件数が前の年の同じ月を上回るのは13か月連続で、これは2012年度に現在の方法で集計を始めてから最も長くなっています。
厚労省はその理由について、「新型コロナの影響が長期化したことや、物価高などで貯金が減ったことが影響したと考えられる」としています。
今年1月時点で生活保護を受給している世帯は165万2163世帯に上っています。